さまざまな人と良好な関係を築く力を育てる、関わりを経験する活動を作り出す役割を担うのが教師です。
教師対象のメソッドでは学校の目的・教師の役割・身につけるべき基本的視点を導き出します。
学校の目的
さまざまな人と良好な関係を築く力を育てる。
教師の役割
さまざまな人との関わりを経験する活動をつくり出す。
教師として身につけるべき基本的視点
- 他者との比較ではなく、個人の成長や変化を大切にする。
- 子どもはルールよりもラポール(信頼関係)に従うという見識を持つ。
- 子どもの最大の欲求は「わたしのことぼくのこと見てる?」であることを知る。
- 「わかる人?で進める授業」よりも前に「安心してわからないと言える教室」をつくる。
- 個別的な手立ても大切だが、それ以前に実は、個別的な事情をわかってあげられる教師でいることが何より重要であるという見識を持つ。
実践基礎コース
仕事をする上での倫理、結果・変化・存在の承認、適応行動・不適応行動の着目と対処をすることの大切さを理解する。
また、目的と実行など基礎的なことを学ぶコースとなります。
- 仕事の倫理
- 生まれ変わったとき選ぶ仕事(突き抜ける)
- 「今」「ここ」を生きる
- 結果承認・変化承認・存在承認
- 愛着を育てる
- 適応行動に着目・不適応行動の対処
- 発達障害の理解
- リフレーミング
- 観察(アセスメント)
- ラポール(信頼関係)
- 安全・安心の環境設定
- 目的と手段
- 「ありがとう」と句点「。」
- 「がんばってね」から「がんばってるね」へ
タイムスケジュール
合計:120分
※参加者の状況により多少変更があることがあります。
実践充実コース
ほめる・叱るに加えて表情を鍛えるなど、普通にできていると思っていることを改めて考え直すこともできます。
その他、支援者に大事な聞く力・話す力などを養うことも学べます。
他にも様々なスキルアップを養うカリキュラムとなっています。
- レジリエンス
- 表情を鍛える
- 教室に吹かせる風
- 援助要求スキル
- ほめる技術
- 叱る技術
- 反射行動
- 相手の気持ちの理解が難しい子の支援のポイント
- 成功体験
- 聞く力
- 受容・共感・変化促進
- 話す力
タイムスケジュール
合計:120分
※参加者の状況により多少変更があることがあります。
実践発展コース
自己・他者理解をさらに深める・受容・共感・変化促進など基礎よりも変化の必要性を学びます。
また、伝え方・テクニックなどを学び、対子どもだけではない「ほめ方上級テクニック」もカリキュラムに含まれます。
充実コースからさらに発展したコースになります。
- 特化と連携
- 自己理解・他者理解
- 受容・共感・変化促進
- めざす未来(18歳の想定)
- 表情を鍛える
- ほめ方上級テクニック
- 次の一手
- ウーダループ(OODA)
- 保護者面談
- 伝える側・伝わる側
タイムスケジュール
合計:120分
※参加者の状況により多少変更があることがあります。